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2009.09.16

9月12日 知床紀行 4

そもそも知床とは、アイヌ語ではシリエトク。それは「最果ての地」を意味するそうな。初秋とは云え果てしなく輝くオホーツクと鬱蒼たる自然林に囲まれた知床横断道路ドライブからは、最果ての地は想像できない。しかし自然とは優しい顔ばかりではない。秋が過ぎ、やがて冬が来れば様相は一転するのであろう。

知床峠は知床横断道路の頂上に位置する。行く手前方に標高1661mの羅臼岳が聳え、左手には雄大なオホーツク、遥か地平線を望む風景に一瞬我を忘れる。道路の両側は一面ハイマツの樹海風景が広がっている。

広い駐車場の奥まった位置に、大きく「知床峠」の石碑が見える。用意してきた防寒衣を着て車外に出たが、晴天にも拘らず気温はかなり低い。ほんの10分ほどだが、景色を眺めていたら震えてきた。その点、若いカップルは元気である。仲良く、しきりとカメラを構えている風景が微笑ましい。

シーズン最盛期の8月中は、この駐車場も観光バスで大いに賑わうそうである。9月上旬を迎え、しかも平日の早朝となると、かくも客は減ってしまうのか。広い駐車場も人影はポツンポツンである。

もう一人、静かに男性の黒い影。真黒に日焼けした単車のお兄ちゃんである。ひとり忙しくカメラを構えている。そう言えば知床には単車族が多い。ほとんど若い男性で寡黙である。ナンバーを見ると九州から、広島から、横浜から、埼玉から、全国版である。共通点はほとんどの単車にテントが積まれていること。一人旅であること。寡黙であるが話しかけると、気持ちの良い返事が返ってくること。

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