7月17日 ワンとしたこと
夕暮れの公園は涼しいさが一杯。昼の暑さを忘れさせてくれる。ウクレレ抱えて、若葉台公園のベンチで叙情歌を歌う。散歩する人が、時々前を通り過ぎて行く。ストリートミュージシャンに慣れっこになっているから、あまり変な眼では見られない(ような気がしている)。
中には少し離れた隣のベンチに腰をかけ、しばらく休んで行く人もいる。もっぱら「日本の歌百選」を歌っているので、懐かしい歌声に耳を傾けているのか、あるいはまったく気にかけていないのか、それは分からない。興味のありそうな方には「一緒に歌いませんか」と声をかけたい気持ちもあるが、当面はやめている。
ワンちゃんを連れての散歩者が断然多い。その種類は色々であるが、どちらかというと小型犬が多い。興味深げに首をかしげて通り過ぎる犬。何事もないように、足早に通り過ぎる犬。ワンとしたことか7~8メートルのところで立ち止まり、それ以上近づいて来ない犬。やむなく飼い主が抱っこして通り過ぎて行った。
犬用の音楽CDが、発売されていると聞く。すべての犬が音楽付きという訳でもないだろうが、CDが売られているということは、かなりのワンチャンは音楽好きということである。どんな音楽が好きなのか、それは分からない。でも、犬は人には聞えない高い周波数、たとえば2万ヘルツ以上の音声が聞こえるそうである。犬笛の音は人には聞こえない。昔「ドーベルマンギャング」という、犬笛を使った強盗団物語を思い出す。
これも想像だが、ワンチャンは低い音声はお好みではないかも知れない。男性の声は高くても千ヘルツのオーダーで、低い方は百ヘルツのオーダーである。犬にとってみれば、特に小型犬では、自分の歌声やウクレレの音声は低すぎて気味が悪いのかもしれない。また犬によって好みの歌が異なるのかもしれない。


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